島楽（純米濁り酒）

五島椿酵母　うすにごり純米酒

長崎県、五島列島に自生するヤブツバキから採取した「五島つばき酵母」と、五島市富江町田尾地区のヒノヒカリだけで仕込んだうすにごりの辛口日本酒です。

五島列島の南西、九州本土から約百キロに位置する福江島、 市の花木でもある藪椿から発見された野生の酵母「五島つばき酵母」と島の南側に位置し、 海と山とに挟まれた自然豊かな富江町田尾地区で栽培された米を使用し、 丹精込めて仕込んだ酒が「島楽」です。

-五島つばき酵母- 五島つばき酵母は、五島に自生する藪椿の花から、麹菌・酵母などの微生物種菌を専門とする企業のご協力により、分離・遺伝子解析され、人体に安全な酵母として、食品を始め、様々な活用が期待されています。

酵母の特性等の研究は、長崎工業技術センターと共同研究を行っており、数種類分離された酵母のうち、アルコールを醸造できる能力の高い酵母を選択し、諫早市の酒造・株式会社杵の川にて、仕込みを行いました。

-田尾産米- 福江島の南側、富江町・田尾地区は、人口120名強の小さな集落の農家30棟以上が集まり、持続可能な農業や地区の活性化を目指した、農業組合法人田尾ファーマーズ倶楽部を立ち上げ、耕作放棄地の解消などに取りくんでいます。集落の背後にそびえる高岳から豊かな湧水と、ミネラル分を多く含む海から吹く風。丹精込めて米を作っています。